出張で名古屋に行くたびに「結局どこがいいの?」と悩む方へ。
年間50泊以上、全国でビジネスホテルに泊まる筆者が、実際に泊まって良かった名古屋ホテルを厳選しました。
コスパ・快適さ・立地の3要素を重視し、観光や週末ステイにも使えるホテルを紹介します。

名古屋のホテルが取れないときは

名古屋では、大きなイベントや学会の時期にビジネスホテルが一気に埋まることがあります。2026年秋のアジア競技大会の時期には、名古屋駅・栄・金山エリアで8,500円以下の空きがまったく見つかりませんでした。

そんなときは、名古屋の外に泊まるのも一つの手です。私は三重県の四日市や、新幹線で名古屋から10分の三河安城に泊まりました。宿泊費と交通費を合わせた実質のコストも含めて、それぞれ記事にまとめています。

からあげ

イベントの時期を外せば、以下で紹介するホテルは普段どおりの価格で泊まれるよ!

名古屋でビジネスホテルを選ぶポイント

名古屋駅・伏見・栄の3大エリアを押さえる

名古屋では「名古屋駅」「伏見」「栄」「その他」にて大きく分類することができます。
新幹線や在来線、地下鉄を利用して移動する際は特に「名古屋駅」「伏見」「栄」エリアが便利になります。

仕事や観光の最終目的地を考慮して、アクセスの良いエリアのホテルを選ぶ必要がありますが、飲食店や買い物、またビジネスホテルの数などを考えると上記エリアが探しやすいかと考えています。

コスパ重視なら「駅徒歩5分圏内+7,000円前後」が狙い目

荷物が多くなる出張や観光ですので、ビジネスホテルを選ぶ際の立地(アクセス)は重要なポイントとなります。

また、当然予算があるので7,000円前後で選ぶと選択肢も広がり、ある程度清潔感のあるビジネスホテルを選ぶことができます。

もうひとつ大事なのが、表示価格ではなく「実質価格」で比べることです。Yahoo!トラベルで予約してPayPayの還元を受けると、7,000円台のホテルが実質5,000円前後になることが珍しくありません。私はこの記事で紹介するホテルも、すべて還元後の金額で判断しています。

出張+観光を両立したいなら朝食 or 浴槽付きもチェック

モーニングで有名な名古屋ではありますが、ホテルで朝食が食べられると何かと都合がいいことも多いかと。

また、浴槽がついていると旅の疲れを癒やすこともできますね。

ということでビジネスホテル選びの際は「朝食」と「浴槽」も選択肢の一つに入れると楽しい出張/観光に繋げられる確率が上がりますね。

名古屋駅エリアでおすすめのビジネスホテル

イビススタイルズ名古屋

「イビススタイルズ名古屋」は、名古屋駅から徒歩約8分の距離に位置するビジネスホテルです。客室はシンプルでモダンなデザインが特徴で、機能性と快適性を兼ね備えています。シャワールームのみの設計で、脱衣所がないため、事前に部屋タイプを確認することをおすすめします。周辺には飲食店も多く、出張の合間に食事を楽しむことができます。

東横INN名古屋名駅南

朝食代を浮かせたい人に向いています。

名古屋駅から徒歩15分ほど。少し歩きますが、その分だけ安く泊まれます。私が泊まったときは2泊で実質10,458円、1泊あたり5,200円ほどでした。

最大の強みは、朝食が無料でついてくること。東横INNはどの店舗でも一定の水準が保たれているので、初めての街でも安心して選べます。

弱点は、Wi-Fiが弱めだったこと。動画を見るには少しストレスがありました。また、コンビニまでやや距離があるので、買い物は駅で済ませておくのが無難です。

第一富士ホテル名古屋駅前

とにかく駅から近く、安く泊まりたい人に向いています。

名古屋駅から徒歩3分。この立地で1泊7,000円は破格だと思います。私が泊まったときはPayPayの還元があり、実質5,250円でした。

12平米と部屋は広くありませんが、デスクはしっかり確保されています。周辺に飲食店が多く、夜も朝も食事に困りません。

弱点は、空調の音が気になるという声があること。私は問題ありませんでしたが、音に敏感な人は耳栓を持っていくと安心です。朝食も、可もなく不可もなくといったところでした。

ミユキステーションホテル

駅からの近さを最優先する人に向いています。

なにしろ名古屋駅から徒歩1分。しかも地下街を通って行けるので、雨の日でも濡れません。この立地は他に代えがきかないと思います。

価格は8,000円ほどでしたが、PayPayの還元で実質4,500円まで下がりました。

正直に書きますが、建物と設備は古く、清潔感の面では気になる部分があります。特に浴室は、人によっては厳しく感じるかもしれません。

「寝るだけ」と割り切れる人にはコスパが高い、という評価です。快適さを求めるなら、他を選んだほうがいいと思います。

伏見・納屋橋エリアでおすすめのビジネスホテル

ホテル&ルームス名古屋伏見

ホテル&ルームス名古屋伏見は、シンプルでおしゃれなビジネスホテルです。ブラックとホワイトを基調としたスタイリッシュな客室は、機能性にもこだわり、快適な滞在を提供します。バス・トイレはセパレート仕様で、洗い場付きバスルームを採用。また、1階にはカフェ「FUSE COFFEE」が併設されており、美味しいコーヒーを楽しみながらリラックスできます。地下鉄「丸の内駅」から徒歩約2分、「伏見駅」から徒歩約3分と、ビジネスや観光にも便利な立地です。

ランプライトブックスホテル名古屋

ランプライトブックスホテル名古屋は、選書された本に囲まれ落ち着いて過ごせるのが魅力。1階ラウンジでチェックイン後すぐ読書に浸れる雰囲気があり、客室はコンパクトだが照明やデスク配置が工夫され仕事もしやすい。浴槽はなくシャワーのみだが清潔でデザイン性が高く、名古屋駅からのアクセスも良好。出張や一人旅で静寂と知的な時間を求める人に特におすすめ。

DEL style 名古屋納屋橋

清潔感を妥協したくない人に向いています。

伏見駅から徒歩7分ほど。私が泊まったときは実質6,188円でした。この価格帯では珍しく、フロとトイレが別です。

上下セパレートの寝間着が用意されていて、部屋の清潔感も十分。スタッフの対応も丁寧でした。メガドンキが目の前にあるので、買い出しにも困りません。

弱点は、防音がやや弱いという声があること。私は気になりませんでしたが、隣室の音が聞こえることはあるようです。水圧を指摘する口コミも見かけました。

くれたけインプレミアム名古屋納屋橋

夜に一杯やりたい人、風呂でしっかり疲れを取りたい人に向いています。

伏見駅から徒歩7分、名古屋駅からも徒歩13分ほど。私が泊まったときは7,100円ほどでした。

このホテルの特徴は、18時〜20時のハッピーアワーでドリンクが無料になること。それと大浴場があります。出張の夜、部屋でひとりビールを買うより、はるかに満足度が高いです。

清潔で価格も手頃。大きな欠点は見当たりませんでした。ただ、その分だけ「これが決め手」という尖った特徴も少ない、というのが正直な印象です。

名古屋クラウンホテル

温泉に入って疲れを取りたい人に向いています。

地下鉄伏見駅から徒歩約5分。私が泊まったときは素泊まりで6,500円、PayPayが1,820円分つきました。

最大の特徴は、名古屋の中心部では珍しい天然温泉の大浴場「三蔵温泉」があること。宿泊者は15時から翌朝10時まで無料で入れます。ホテルから徒歩1分のところにセブンイレブン、徒歩3分のところにドン・キホーテがあり、買い物にも困りません。

正直に書くと、私は時間がなく温泉には入れませんでした。また、Wi-Fiが弱く動画はほとんど見られなかったのと、館内が迷路のように広いのが気になりました。

リッチモンドホテル名古屋納屋橋

部屋の広さとデスクを重視する人に向いています。

地下鉄伏見駅から徒歩約4分、名古屋駅からも歩ける距離です。私が泊まったときは素泊まりで8,100円、PayPayが1,620円分つきました。

最大の強みは、18平米と広めの部屋と、作業しやすい広いデスク。部屋はホコリひとつなく、清掃が行き届いていました。部屋にドリップコーヒーがあるのも、朝食なしのプランではうれしいところです。朝食はホテル1階のロイヤルホストで、ビュッフェ形式で食べられます。

気になったのは、壁が薄いのか、朝に隣の部屋のアラームが何度も聞こえたこと。設備も新しくはないので、細かな傷は見られました。

丸の内・名古屋城エリアでおすすめのビジネスホテル

BASE LAYER HOTEL 名古屋錦

いつものビジネスホテルに飽きた人、清潔感を重視する人に向いています。

2025年7月に開業したばかりのホテルで、地下鉄丸の内駅から徒歩約2分、伏見駅からも徒歩約4分です。私が泊まった平日は素泊まりで7,480円、PayPayを差し引くと実質7,000円以下でした。

最大の強みは、とにかく清潔でおしゃれなこと。部屋はホテルというより、おしゃれなワンルームのような雰囲気です。トイレとシャワーが分かれていて、加湿器と空気清浄機もそろっています。

正直に書くと、デスクは丸テーブルだけなので、しっかり作業したい人には向きません。浴槽もなくシャワーのみです。また、サウナは有料の事前予約制なので、サウナ目当てなら予約前に確認してください。

東横INN名古屋丸の内

とにかく安く泊まりたい人、朝食を無料で済ませたい人に向いています。

地下鉄丸の内駅から徒歩約2分。名古屋駅からも地下鉄で1駅です。私が泊まったときは朝食付きで7,560円、PayPayが3,750円分つき、実質3,810円で泊まれました。

最大の強みは、無料の朝食に名古屋らしいメニューが並ぶこと。小倉トーストやきしめんを朝から食べられます。食後のコーヒーを部屋に持ち帰れるのも便利でした。ホテルのすぐ横にかつやがあり、夕食にも困りません。

気になったのは、部屋もデスクもやや狭いこと。デスクの上に物が多く、作業スペースは限られます。

KKRホテル名古屋

繁華街から離れて静かに過ごしたい人、名古屋城を観光したい人に向いています。

地下鉄丸の内駅・名古屋城駅から徒歩約8〜10分。私が泊まったときは朝食付きで6,980円、PayPayを差し引くと実質6,282円でした。

周辺がとても静かで、ゆっくり休めます。朝食はバイキング形式で、私が泊まったときは味噌カツやひつまぶしなど、名古屋めしが並んでいました。ホテルの敷地内に駐車場があるのも便利です。名古屋城を部屋から眺めたい人は、予約のときにキャッスルビューの部屋を選んでください。

気になったのは、周りに飲食店がほとんどないこと。夕食は徒歩3分のローソンで済ませました。名古屋めしを夜に食べたい人は、名古屋駅や栄で済ませてからホテルに向かうのがおすすめです。

栄エリアでおすすめのビジネスホテル

ホテル京阪名古屋

ホテル京阪名古屋は、清潔感が高く快適に滞在できるビジネスホテルです。客室はシンプルで機能的、デスクや照明も整っており仕事にも便利。駅近でアクセスが良く、出張や観光の拠点として最適です。実際に宿泊した体験をもとに、清掃状態や設備、周辺環境を検証しており、快適さと利便性を重視するビジネスマンにおすすめのホテルです。

第二富士ホテル

栄で飲む予定がある人に向いています。

栄エリアの駅から徒歩2分ほど。私が泊まったときは8,400円で、PayPayの還元が3,090円分ありました。

13平米と部屋は標準的。建物には古さを感じますが、室内はきちんと手入れされていて、スタッフの対応も丁寧でした。地下鉄でのアクセスが良いのも使いやすい点です。

弱点は、浴室が狭いことと、防音が万全ではないこと。立地とコスパを優先する人向けだと思います。

安心お宿 名古屋栄店

サウナ好きの人、前泊で寝るだけの人に向いています。

カプセルホテルですが、地下鉄栄駅から徒歩約3分と立地が良く、私が泊まったときはPayPayを差し引いて実質3,638円でした。今回紹介する中で一番安く泊まれます。

最大の強みは、本格的なサウナ。100℃前後のドライサウナにオートロウリュ、水風呂、ととのい椅子までそろっていて、カプセルホテルとは思えないクオリティです。さらに、朝のカレーや夜のラーメン、ドリンクバーなど無料サービスも充実しています。男女別のフロアで、私が泊まった日はいびきも聞こえず、前泊には十分眠れました。

ただし、カプセルホテルなので完全な静かさは期待できません。朝はエレベーターが混み、なかなか来ませんでした。広い個室で過ごしたい人には向きません。

ベストウェスタンプラス名古屋栄

新しくてきれいなホテルに泊まりたい人に向いています。

2024年3月にフルリノベーションしてオープンしたホテルで、地下鉄栄駅から徒歩約4分です。私が泊まったときは素泊まりで2泊14,720円、PayPayが2,940円分つき、1泊あたり実質約5,900円でした。

最大の強みは、開業したばかりならではの清潔感。ハンガーが8個あったり、大きなテレビや一人がけのソファーがあったりと、ゆったり過ごせる部屋でした。ホテルの道路を挟んだ向かいにローソンがあり、周辺には飲食店もそろっています。

気になったのは、浴槽がなくシャワーのみだったこと。また、空調が全館で管理されていて、部屋で温度を調節できませんでした。

金山エリアでおすすめのビジネスホテル

金山は、名古屋駅からJR・地下鉄で5分ほどの乗り換え拠点です。名古屋駅や栄より宿泊費が抑えやすく、中部空港へのアクセスも良いので、出張の拠点としては穴場だと思います。

名鉄イン名古屋金山アネックス

朝食にこだわりたいけれど、バイキングには飽きたという人に向いています。

金山駅から徒歩3分ほど。私が泊まったときは7,000円前後でした。

このホテルの一番の特徴は、朝食会場が隣接する「天丼てんや」だということ。チェックイン時に朝食券を渡され、朝から揚げたての天丼が出てきます。バイキングの作り置きとは違う満足感がありました。

隣にイオンがあるので、買い出しにも困りません。

弱点は、おかわり自由ではないこと。がっつり食べたい人には物足りないかもしれません。また、本館と名前がそっくりなので、予約時は「アネックス」かどうかを必ず確認してください。

まとめ:名古屋ビジネスホテルは「立地×快適さ×+α」で選ぼう

名古屋のビジネスホテルは選択肢が多く、どれを選んでも大きく外すことは少ないと思います。だからこそ、何を優先するかを先に決めるのが近道です。

優先したいこと向いているエリア
移動の速さ名古屋駅(新幹線・在来線の乗り換えが最短)
静かさ・落ち着き伏見・納屋橋、丸の内・名古屋城(オフィス街で夜は静か)
夜の食事や飲み栄(飲食店が多い)
空港アクセス・価格金山(中部空港へ直通、宿泊費も抑えめ)

そのうえで、駅徒歩5分圏内・7,000円前後を基準に探すと、失敗が少ないです。

もうひとつ、忘れずに見てほしいのが実質価格です。Yahoo!トラベルのPayPay還元を使うと、7,000円台のホテルが実質5,000円前後になることも珍しくありません。表示価格だけで比べると、この差を取りこぼします。

この記事で紹介した18軒は、すべて私が実際に泊まったホテルです。良かった点だけでなく、気になった点も正直に書きました。同じ価格帯でも、快適さには差があるというのが、年50泊して分かったことです。

名古屋出張のホテル選びの参考になれば嬉しいです。